常福寺 縁起

ここに筑前国遠賀郡島郷村大字小竹に一宇(建物)あり
高峰山修善院常福寺と号す
浄土宗鎮西派に属し 天文二十三年(1554年)七月 念譽行明上人これを開基す
その後天明の初年(1781年) 火災の為 堂宇灰燼にきし寛政三年(1791年)五月九日
第十三世純譽香圓和尚これを再建せり
現存のものこれなり

当山はもと筑紫郡住吉村妙円寺の末寺たりしが
第二十世徴譽祥現和尚の代
明治十五年(1882年)五月 総本山知恩院の直末に編入せられその直轄となる
准別格寺たり

爾来世運と共に補飾を加え増々その面目を改め
今日の完備を保つに至りしものなり

記録簿より

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